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えあとあれこれ

滑走台と格納壕

※注意!
   今回の記事は戦争に関する内容となっております。
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目の前に広がる海、ここは戦前から水上機の訓練が行われていた場所

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                       これが滑走台なの?

そうだよ、ここから水上機を海に上げ下ろししていたんだよ

ここの滑走台(通称スベリ、スリップとも言う)は全部で三ヶ所、第一滑走台は幅50m長さ92m

第二滑走台は、幅220m長さ92m、第三滑走台は、幅90m長さ92m、勾配は1/14(傾斜4度)となっています

             IMG_3003 (2)
                      ここは第三滑走台だよ

奥に見えるのが第二滑走台だね

ここはジェットスキーなどの持ち込みが禁止されています

それなのに夏になると持ち込む人が多い・・・

これが理由で完全立入禁止にならなければいいのですが・・・本当にやめてほしいです

1940年(昭和15年)に連合艦隊司令長官山本五十六が訪れる

1941年(昭和16年)海軍は当時の知多郡河和町古布に海軍基地の建設を計画

用地を買収し集落の人々は山間部へ強制移転させられる

記録によればその際、海軍側からの「買収に同意しない者は非国民である」との発言に対し

住民側から「今の発言を取り消せ」というやり取りがあったという

        IMG_3005 (2)
                     壊れてる所がいくつもあるよ

戦時中の空襲や戦後に進駐軍に破壊された跡だよ

1943年(昭和18年)6月、整備教育を目的とした「追浜海軍航空隊知多分遺隊」を開設

同年12月に河和海軍航空隊として独立(昭和20年3月に第一河和海軍航空隊に改称)

同じく12月に水上戦闘機の操縦教育を目的とした「小松島海軍航空隊知多分遺隊」開設

1944年(昭和19年)4月、第二河和海軍航空隊として独立する

同年6月、現在遺構として残っている滑走台が完成する

しかし戦況の悪化とガソリン不足により、満足のいく飛行訓練が行えなくなる

アルコール燃料による飛行試験も行われたが実用化には至らず
 
             IMG_3004 (2)
                海の反対側には駐機場があったんだよね

昔は堤防が無くて駐機場の他に指揮所や格納庫、整備場もあったんだよ

1945年(昭和20年)2月、神風特別攻撃隊を編成「御盾隊」の一員として「河和隊」を名乗る

8月15日未明に特攻出撃命令が出るも終戦のため命令解除

8月21日、河和練兵場にて解散式、軍艦旗を焼却

8月24日、第一、第二河和航空隊員に復員命令、その歴史に幕を閉じる

河和航空基地、最盛時には教育隊に約9000人、実戦部隊に約3000人の人員がおり

水上観測機や水上偵察機、二式水上戦闘機、水上戦闘機「強風」など約90機を保有していた。

             IMG_3000 (3)
               これは何?網が張ってあって中に入れないよ

これは水上特攻兵器「震洋」の格納壕だよ

格納壕は幅2.9m、高さ2.4m、長さ10m、土砂が崩れ落ちる前は長さが20mあったそうです。

当時、横須賀鎮守府第4特攻戦隊第13突撃隊所属第60震洋隊大澤部隊が配属予定でしたが

部隊未配備のまま終戦を迎えました。

「震洋」とは、トラックのエンジンを積んだベニヤ板製のモーターボート、250kgの炸薬を積み

敵艦に体当たりする特攻兵器です。  

敵艦を撃沈して太平洋を震撼させる故に「震洋」 

この格納壕は第一河和海軍航空隊により建設されたものです。

現在は1つしか残っておらず中にも入れませんが、滑走台と共にこの格納壕も戦争の語り部として

末永く保存されることを願っています。

それでは今日はこの辺で。

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  1. 2017/03/30(木) 15:04:05|
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